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火の粉/雫井脩介
元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。

いやー、面白かった!そこまで深く考えずに純粋にエンタテイメントとして楽しむのなら、なかなか良質なサスペンスだと思います。
裁判官・梶間がかつて無罪判決を言い渡した男が、あるとき梶間家の隣に越してきます。それ以来梶間家は徐々におかしくなって・・・というストーリーなんですが、徐々に崩壊していくところがすごく丁寧に書かれていて納得できるものでした。後半部分の心理的に追い詰められていく感じがまた・・・。じわじわとくるので一気に読んでしまいました。嫁姑、老人介護、子育てのストレスなど女性側の問題を書くのも非常にうまかったと思います。犯人は(多少ゆさぶりはかけられるものの)明らかなので、この本はミステリとして読むよりはサスペンスとして読むほうが断然面白いと思うな。ラストはまあ・・・賛否両論わかれそうではありますが。
| さ行(その他) | 14:16 | - | - |
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